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更年期について

更年期は長いトンネルではなく次への扉。年代ごとのトラブル防止に、婦人科を受診しましょう更年期は長いトンネルではなく次への扉。年代ごとのトラブル防止に、婦人科を受診しましょう

30代、40代、50代と年を重ねるに連れて、女性の体の悩みは変わってきます。
でも「もう年だから」とあきらめないで。「体は変化していく」ということを知った上で、自分にあった対処法を見つけていきましょう。

更年期から先の人生を考える更年期から先の人生を考える

45歳からの更年期世代の対処法は?

更年期世代の方が不調で来られた時は、まず、待合室で先に更年期指数(SMI)をチェックしてもらい、あとでお話を聞きながらどのような療法があるかを説明します。
内診、血液検査、骨密度の検査などをしますが、その時の本人のようすで、血液検査の結果をまたずにホルモン補充療法(HRT)を試してみることもあります。
HRTを行うかどうかの基準については

 ○更年期の症状がひどい時
 ○コレステロールが高い時
 ○骨密度低下がある
 ○粘膜が萎縮して性交痛などの症状が出ている

などがHRTの適応と考えています。
HRTはホットフラッシュなどの更年期症状や膣粘膜の萎縮などに大変よく効きます。
また、HRTを開始すると高コレステロール血症が改善してくることが多いです。また、女性の骨密度の低下を抑え、骨粗しょう症を予防します。使い方は、※「周期的投与」といって、エストロゲンに黄体ホルモンを併用するのが一般的です。

※周期的投与法  エストロゲンを毎日服用し、一ヶ月の後半12~14日間黄体ホルモンを併用する方法。黄体ホルモンにより月経様の出血を起こすことにより、子宮内膜が定期的にはがれ、子宮体がんの予防ができます。現在もっとも多く行なわれている方法です。

更年期以降もずっと快適に生きるために更年期以降もずっと快適に生きるために

HRTについてまだ知らない女性も多いのでは

そうですね。HRTは閉経後の女性の健康維持に大変有効な治療法なのですが、まだそれを知らない人は多いし、HRTを普及させるような医療システムではないですね。また「ホルモン補充」という名称だけで不安を感じる人も多いのが事実ですが、補うホルモン量は閉経前の約60%です。
海外では更年期障害の治療というよりは閉経後の健康管理に使い、骨粗しょう症や高脂血症の予防に使っている国がほとんどです。
私は、これからの日本の女性にHRTは必要な療法だと思います。
50代以降も仕事や趣味に忙しくしている女性は多いですね。これがなかったら働き続けられないという患者さんもいます。

「更年期の症状があるがそのうち収まると思うので我慢する」という女性もいます

たしかに、ホットフラッシュなどの更年期の症状だけでしたら、ある一定期間を過ぎればそのうち収まってきますが、中には10年ぐらい続くこともあります。
日常生活に支障が出る程ならがまんしない方が良いと思います。
「更年期症状は長いトンネルのようだ」といった患者さんがいましたが、そのトンネルを抜けてもすべての人が安泰ではありません。その先もエストロゲンの欠乏状態は続き、動脈硬化や骨量の低下が起こりやすかったり、皮膚や粘膜も変化します。個人差もありますが、うまく切り抜ければまた元の自分に戻れるという時期ではないんです。ですから私はむしろ、この節目の時期に、高脂血症とか骨粗しょう症、子宮がん、乳がんなどのヘルスチェックを受けることをお勧めします。

自分の健康は自分で管理する時代自分の健康は自分で管理する時代

更年期だけでなく老年期にも重要な療法なのですね

2015年の日本人女性の平均寿命は、86.8歳と世界一の長寿です。一方、自立して生きる健康寿命は74.2歳です。その差約13年もあります。骨粗しょう症は女性に圧倒的に多く、長く寝たきりになりやすいのも女性です。
しかし、これからのことを考えると自分の体はある程度自分で管理していかなければいけません。
少子高齢化が進み、誰かのサポートを期待できる時代ではないと思うんです。
閉経後の人生を健康に過ごす第一歩として、この時期を自分の体の健康チェックの時期としてとらえて下さい。

今のところは個々のレベルでよく調べ、判断する必要があるということですね

「年だからしかたない」ではなく、日常のクオリティを維持するためにできることがあるということを、少なくとも知ってほしいですね。
知っていて「ホルモン補充はしない」というのは個人の自由ですが、まだまだ「ホルモンは怖いもの」という意識でとどまっているのは残念なことです。

院長が豊島区内薬剤師の方向けに「更年期と女性の健康について」講演しました。
更年期のことについて、詳しく書かれています。

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